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49ersのOTデービスがまた引退
2016年09月28日(水) 19:47
2015年に一度はフットボールからの引退を宣言したオフェンシブタックル(OT)アンソニー・デービスが今シーズン復帰し、再加入したサンフランシスコ・49ersから歓迎を受けたのは記憶に新しい。デービスの復帰期間はあまりにも短いものだった。
49ersは現地26日(月)、デービスが2度目となる自身の引退をチームに通知したと発表。2010年ドラフトで指名されたデービスは5年の間、49ersで先発を務めた。かつて49ersのヘッドコーチ(HC)であったジム・ハーボーの黄金期、デービスはオフェンシブラインの右サイドで活躍。
2013年に49ersと7年3967万ドル(約40億円)の大型契約を結んだデービスではあったが、「頭と体」を休めるという理由で2015年にフットボールからの引退を発表。デービスがいつかフィールドに戻るであろうという予想は常時されていたが、今シーズンのトレーニングキャンプ中にまさしくその通りとなった。
NFLで6年のキャリアを誇るベテランのデービスは自身の『Twitter(ツイッター)』上で今回引退を決意した理由についてこのように投稿。
「自分自身の時間と無傷のままの頭でいたい。両方を失ってしまえば、もう二度と手にすることはできないんだ」
今季のトレーニングキャンプ中に復帰したデービスはライトタックル(RT)として先発を勝ち取ることができなかった。デービスはライトガード(RG)としての先発を見込まれていたものの、第2週に向けての練習中に脳震とうを起こす前の第1週目の時点では、「スイングタックル」としてプレーすることとなっていた。