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ラムズQBスタッフォードが脳しんとうプロトコルに、次戦のステータスはクエッショナブル

2022年11月10日(木) 08:45


ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォード【AP Photo/Chris O'Meara】

週の半ばに診断が下されたことで、クオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードは脳しんとうプロトコルに置かれている。

現地9日(水)にそう明かしたロサンゼルス・ラムズのヘッドコーチ(HC)であるショーン・マクベイは、スタッフォードはタンパベイ・バッカニアーズに敗れたシーズン第9週の試合で脳しんとうを起こしたとチームは理解しているものの、試合から数日後に実施されたチームの標準的な検査まで、脳しんとうの症状は出ていなかったと説明している。

スタッフォードは週の半ばまでプロトコルに置かれなかったものの、日曜日に実施されるアリゾナ・カーディナルスとの試合に出場する可能性はあるという。『Associated Press(AP通信)』によれば、マクベイHCはスタッフォードについてチームは”一日ずつ”見ていくとし、今週末に“彼が出場できるという可能性に沿った前向きなアプローチ”を取っていくと話したとのことだ。

スタッフォードは今季これまでに厳しいシーズンを送っており、タッチダウン対インターセプトが8対8という数字はNFLのワースト4位タイとなっている。2021年シーズンの開幕から数えてインターセプトは25回に達しており、昨年はタッチダウンパスを41回投じたのに対し、今年はわずか17回にとどまるペースだ。

その不振の理由としてはオフェンシブライン(OL)の存在も挙げられる。ラムズのフロント5は今季8試合のそれぞれで異なるメンバーを先発としている。結果として、スタッフォードは今季のリーグで最多3位タイのサック(28回)を受けてきた。

スタッフォードがプレーできない場合に3勝5敗のラムズで先発するクオーターバックとして、ジョン・ウォルフォードが控えている。

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