パッカーズとQBラブとの対戦でコイントス戦略は変更しないと49ersシャナハンHC
2024年01月20日(土) 12:55ワイルドカードラウンドで、グリーンベイ・パッカーズはコイントスに勝ってボールをレシーブすることを選択し、フィールドを進んでタッチダウンを決め、ダラス・カウボーイズを圧倒する流れを作った。
ほとんどのチームが後攻を選ぶ中で、パッカーズが異例のキックオフレシーブを選んだことを受け、サンフランシスコ・49ersのヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンは現地18日(木)、土曜日の試合におけるコイントスのアプローチを変えてジョーダン・ラブに最初からボールを持たせないようにするかと質問され、淡々と「いや」と返答している。
チームの公式記録によると、シャナハンHCは次のように語っている。
「彼(ラブ)は第3クオーターの始めにもリズムを作れると思う。第2ドライブでもいいリズムがあったと思う。個人的には、最初にボールを持っていたからというわけではないと思うけれど、これは各々の好みの問題だ。大きくリードすることは常にいいことだ。まさにダラスがそうだったように、第2クオーター終盤に得点して先にボールを奪うのもいいことだし、もし第3クオーターの立ち上がりに得点してグリーンベイがそれに応えなければ、すぐさま試合を振り出しに戻せただろう。もしチームが何かに苦戦していると感じたら、考えを変えるかもしれない。普通はただの偶然だと思う。いいフットボールをすれば、たいていは得点できる。逆にうまくいかない時は得点できない」
シャナハンHCはコイントスに勝った後にボールを受け取ることを選択したのは「おそらくプレシーズン」が最後だと指摘した。プレーオフのディビジョナルラウンドでそのルーティンを変えるつもりはない。
シャナハンHCにとって、試合開始直後の1ドライブのみ相手にボールを渡さないようにするよりも、前半終了前と後半開始後の連続得点のチャンスを得る方がメリットが大きい。
「相手チームを上回るためだ。それが利点だ」と述べるシャナハンHCは「そうでなければ、普通は互角に戦えると思う。でも、追加のポゼッションを得るチャンスはある。前まではそんなこと知らなかったし、考えもしなかったけれど、この15年間、人々が話すのを聞いてわかってきた。私自身、こう考えて育ったわけでもないし、リーグに入ったばかりの頃は全く考えていなかったけれど、今では全てを見て、アトランタ(ファルコンズ)での経験から本当にそれを深く研究してきた。今はそのことにかなり自信を持っている」と付け加えた。
シャナハンHCは最近絶好調なラブを抑えるために、試合の最初の攻撃か2番目の攻撃かにかかわらず、ディフェンスを信頼するだろう。
【KO】