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ビルズのLBコーチ、ボビー・バビッチが守備コーディネーターに昇格

2024年01月31日(水) 09:53


バッファロー・ビルズのボビー・バビッチ【NFL】

バッファロー・ビルズは、空席になっているコーディネーターの役割を再びチーム内部から探しているようだ。

現地30日(火)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが伝えたところによると、ビルズのラインバッカー(LB)コーチであるボビー・バビッチが、チームの新しい守備コーディネーター(DC)として昇格したという。その後、チームが公式に今回の昇格を発表した。

バビッチは2017年シーズンにビルズがショーン・マクダーモットをヘッドコーチ(HC)に迎えて以来、マクダーモットHCのスタッフとして活躍。マクダーモットHCは2023年シーズンにレスリー・フレージャーDCが1年間休養することを決断したため、DCの役割も引き受けていた。

40歳のバビッチはビルズ移籍初年度にディフェンシブバック(DB)コーチ補佐に就任。その後、2022年シーズンにラインバッカーのコーチを始めるまでの4シーズンはセーフティ(S)コーチを務めた。

バビッチの指揮の下、両ポジションは著しい成長を遂げている。

ビルズは2020年シーズンにテイクアウェイ25回でリーグ3位、インターセプト15回でリーグ7位となり、2021年シーズンにはパス被ヤードと1プレーあたりのパス被ヤードで1位を記録。リーグ内でもトップの守備陣を作り上げた。

ビルズのLBマット・ミラノは、バビッチの指揮下に入った初年度である2022年シーズンにオールプロに選出。ミラノが2023年シーズン第5週に膝を負傷してシーズンを終えると、バビッチはLBテレル・バーナードとLBタイレル・ドッドソンの育成に力を入れ、ビルズの守備陣を支えた。

バビッチのDC昇格は、チームが攻撃コーディネーター(OC)のケン・ドーシーを2年目のシーズン途中で解雇した後、後任として就任したジョー・ブレイディ暫定OCが正式にOCとして採用された2日後のことだった。

【AK】