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ブラウンズオーナーがトレード要請中のDEギャレットとの面談を拒否

2025年03月09日(日) 13:39


クリーブランド・ブラウンズのマイルズ・ギャレット【Joe Robbins via AP】

ディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットにまつわるオフシーズンの騒動がまた新たな展開を見せた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地7日(金)に状況を知る人物の話をもとに伝えたところによると、ギャレットは最近、クリーブランド・ブラウンズのオーナーであるジミー・ハスラムとの面談を求めたが、ハスラムはトレードを要請しているギャレットとの話し合いに応じなかったという。

NFLネットワークのマイク・ガラフォロは情報筋の話をもとに、ブラウンズのオーナーはギャレットに対し、チームでの将来について話し合いたいのであれば、オーナーではなくジェネラルマネジャー(GM)アンドリュー・ベリーと話すべきだと伝えたと報道。ハスラムは信頼を寄せているベリーを介することなくギャレットが取引を成立させようとすることを望まなかったようだ。

ディフェンス部門年間最優秀選手賞を受賞した経歴を持つ29歳のギャレットは、今オフシーズンにトレードを要請。ギャレットはクリーブランドからの移籍に固執している。この問題は長引く契約延長交渉に起因するものではない。ギャレットはスーパーボウルを狙いたいと繰り返し発言しており、ブラウンズがそのような競争力を持っているとは考えていないのだ。

一方のブラウンズもチームの主力選手をトレードする計画は一切ないと断言している。ベリーGMは今オフシーズン、トレードに関するうわさをことごとく否定してきた。

ハスラムがチームで最も注目されている選手との面談を拒否したことは、両者が譲歩するつもりがないことを示す最新の兆候だ。今回のニュースは、ブラウンズが組織全体としてギャレットを残留させたいという強い意志を持っていることを示している。

どちらかが譲歩するまで、同様の報道は今後数カ月にわたって出てくるはずだ。

【RA】