新人時代の自分のパフォーマンスを批判するビルズWRコールマン
2025年06月16日(月) 15:43
2024年シーズンのバッファロー・ビルズ攻撃陣は、得点で2位、ラッシングおよびパッシングヤードでいずれも10位につけ、NFL MVPであるクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンがリーダーとなっていた。
しかし、チームの成功とはうらはらに、個人的に自分のパフォーマンスには満足していないとはっきり認めた選手がいた。ワイドレシーバー(WR)キーオン・コールマンだ。
リーグでの1年目の自分の映像を見た感想について、コールマンは「俺に見えているものを知りたいか? どうしようもない状態になっちまったときは、よくならなきゃならない。単純にそれだけだ。ここでもっと効果的じゃなきゃならない。このブレイクから外れなきゃならない。自分のとこのDBを足止めしなきゃならない。ジョシュにもっとボールを投げる猶予を与えなきゃならない。それをキャッチしなきゃならない。ブロックしなきゃならない。タッチダウンのときのブロックではもっと頑張らなきゃいけない。ジンボ(ジェームズ・クック)が突破すれば、サイドラインを駆け上がれるから。そんな感じで、いろいろな部分でね。ダメな部分をすべて挙げて、それを正すんだ」と話している。
昨年のドラフトの全体33位で指名されたコールマンには、ステフォン・ディッグスがチームを去った後、主力のターゲットへと成長することが期待されていた。新人時代に125ヤードをマークしたシーズン第7週を含め、活躍する場面もあったコールマンだが、シーズン後半には負傷によって4週間欠場したこともあり、チームが望むようなブレイクを果たすことはなかった。
最終的に、コールマンはレギュラーシーズンに13試合(先発12試合)でキャッチ29回、556ヤード、タッチダウン4回をマーク。ポストシーズン3試合ではキャッチ3回で22ヤードだった。
とは言え、コールマンが自分に与えられた機会を最大限に活用したことは、誰にも否定できない。キャッチ平均19.2ヤードは、仮にこの統計の対象となるのに必要な最低キャッチ数をクリアしていれば、リーグ2位にあたる数字だった。
しかし、コールマンは自分に厳しい口調で、そういった補足情報があろうとも、これらの数字では十分ではないと語っている。
「ありのままに言うだけさ。“どうしようもなかったけど、うまくやった”なんてことにはならない。良かったか、悪かったかだけ。そういうふうにやっていく」
「真実として、俺は若くて2年目だけど、今の時点で俺たちはみんな同じフィールドに立っている。若いからって、何の言い訳にもならない。プラスかマイナスかだけ。いいか悪いかだけなんだ」とコールマンはコメントした。
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