QBウィリアムズの契約延長を見据えて計画を立てるベアーズGMポールズ
2026年02月27日(金) 10:53
シカゴ・ベアーズのジェネラルマネジャー(GM)ライアン・ポールズは世代を超えて続いてきたクオーターバック(QB)の問題に決着をつけることが諸刃の剣となり得ることを十分に理解している。ベアーズは将来的にQBケイレブ・ウィリアムズに契約延長を提示しなければならない。
今週、ポールズGMはNFLスカウティングコンバインの場で、今後数年間でその計画を進めていくと明かした。
『Chicago Sun-Times(シカゴ・サンタイムズ)』によると、ポールズGMは「いずれ若手クオーターバックに契約金を支払う状況を迎えられることを望んでいる。その点については、次第に明確になってきている」と述べたという。
ウィリアムズの前にベアーズがドラフト1巡目指名した2人のQB、ジャスティン・フィールズとミッチェル・トゥルビスキーは、2度目の契約を結ぶ前に失速した。一方、ウィリアムズはベン・ジョンソンがヘッドコーチ(HC)に就任した初年度に成長の兆しを見せている。とはいえ、ポールズGMはウィリアムズには改善すべき点があり、特にプレーごとの安定性を高める必要があることを認識している。
「はっきり言っておくが、リーグを長く見ている者なら誰でも、クオーターバックに求められるのは安定性だということを理解している」と語ったポールズGMはこう続けた。
「毎年安定した成績を残せるか? 私たちにはまだやるべきことがある。彼がすでにその域に到達したとは言いたくない。彼自身もやるべきことがあると理解している」
「だが、すべての物事がうまくいけば、それが今後の方針にどのような影響を与えるかを理解しなければならない。その道筋に乗っているのは素晴らしいことだ。私たちは長期的なクオーターバックの解決策を得たと感じており、それにワクワクしている」
新人選手の報酬体系が導入されて以来、チームは割安な契約でクオーターバックを確保する利点を享受してきた。そこでは目先の戦力強化に巨額を投じることと、QBとの契約に備えて資金を残しておくことのバランスが求められる。
ウィリアムズの報酬は今季が1,080万ドル(約16億8,352万円)、2027年は1,260万ドル(約19億6,411万円)にとどまる予定だ。その後、長期契約が成立しなかった場合、ベアーズは5年目オプションや複数のフランチャイズタグを行使できる。現在、年平均額が4,000万ドル(約62億3,526万円)以上のクオーターバックは16人おり、ダラス・カウボーイズのQBダック・プレスコットの6,000万ドル(約93億5,250万円)がリーグ最高額だ。
2024年ドラフト全体1位指名を受けたウィリアムズは来オフシーズンに契約延長の対象となり、ポールズGMは2026年の支出を計画する際にそれを念頭に置く必要がある。ポールズGMにとって重要なのは、ウィリアムズの現在のキャップナンバーを活用しつつ、無駄に長い契約に縛られないようにすることだ。
「財政的に見れば、クオーターバックがサラリーキャップの大部分を占めていないときこそ、最高のチームを編成できる」とポールズGMは指摘している。
その二面性により、今オフシーズンはポールズGMにとって重要なものとなっている。昨年はオフェンシブラインを大幅に刷新し、ドラフトを通じてジョンソンHC率いるオフェンスにプレーメーカーを加えるという見事な手腕を発揮した。現在は守備陣の多くのベテラン選手がフリーエージェント(FA)となる見込みで、明らかに手薄なポジションも存在している。大型補強を行う場合は、ウィリアムズの将来の契約を踏まえた上での判断が必要になるだろう。
ウィリアムズの新人契約を最大限に活用することは重要だが、そもそも長期的に違いを生み出すプレーメーカーとして活躍し得るクオーターバックを抱えているという事実自体が、シカゴに新たな風を吹き込んでいる。
【RA】



































