マイアミ大学DEベインJr.がマイク・タイソンを引き合いに出して腕の長さへの懸念に反論
2026年03月25日(水) 10:46
マイアミ大学のディフェンシブエンド(DE)ルーベン・ベインJr.は2026年NFLドラフトを前に、“地上最凶の男”と呼ばれた人物を引き合いに出すことによって自身の腕の長さに対する批判に反論した。
現地23日(月)に行われたマイアミ大学のプロデーで、『NFL Network(NFLネットワーク)』のキャメロン・ウォルフとの対面インタビューに応じたベインJr.は、批判への向き合い方について問われると、ボクシング界のレジェンドであるマイク・タイソンが全盛期にいかに恐るべき存在だったかに言及した。
「マイク・タイソンみたいなものだ・・・彼は背が高いわけでもなければ、手足が長いわけでもなかった。でも、いざ対峙するとその凄みを感じたはずだ。距離を置きたくなるんだ」とベインJr.は語った。
30と7/8インチ(約78.4cm)と計測されたベインJr.の腕の長さについては多くの議論がなされており、よりリーチの長いNFLのオフェンシブタックル相手に大学時代と同じような生産性を発揮できるのかという疑問が生じている。マイアミ出身のベインJr.はハリケーンズでの3シーズンで通算20.5回のサックを記録し、2025年には9.5回のサックを決めた。
コンセンサス・オールアメリカンに選出され、カレッジフットボールで最も優秀なディフェンシブエンドに贈られるテッド・ヘンドリックス賞を受賞したベインJr.のパワーは疑いようがないものだ。21歳のベインJr.は激しさを前面に出したプレーを持ち味とし、強烈なチョップでオフェンシブラインマンを圧倒し、ポケットを崩すことができる。ディフェンシブタックル(DT)並のパワーを備え、猛烈な勢いでブロッカーに突進できるベインJr.は、その激しさで相手を驚かせることもしばしばある。
リーチの短さや初動の出遅れはドラフト前の懸念材料となり得るが、ベインJr.はパワーに加え、それらの課題を補うだけの汎用性も備えている。パスラッシュの場面では内側にポジションを移してプレーする柔軟性があり、そこで持ち前のパワーを発揮できる。月曜日には、必要に応じてカバレッジに回る能力の一端も見せた。
プロデーでスカウト担当者に何を示したかったのかと質問されたベインJr.は「万能さだ。俺がカバレッジに回ったり、あんなふうに動いたりできることを知らなかった人は多いはず」と答えている。
「ボールも追うし、求められたことは何でもやる。自分は万能な選手だと思っているし、今日はそれを示した。体重や体格、スタイルが変わっても、自分が選手として変わらないことは分かっている。何をするにせよ、フットボールの試合では何でもやれる」
ベインJr.は現在265ポンド(約120kg)であり、それをプレー時の体重と見なしていると語った。NFL入りを前に、その向上心に疑いの余地は一切ない。コーチたちはベインJr.のフットボールへの没頭ぶりを示す一例として、髪を切るといった些細なことにすら無頓着である点を挙げている。
ウォルフが散髪の話を持ち出した際にベインJr.は「ボールが本当に大事なんだ。それが毎日やっていることだからな」と話し、次のように続けた。
「目を覚まして、フットボールで生計を立てられるなんて、本当に恵まれている。神に感謝している。でも、このチャンスを軽く考えたことはない。だから、フットボールに全力を注いでいる。フットボールが自分にすべてを与えてくれたからだ。毎日目を覚ますたびに、これは神や家族と同じくらいか、それに次ぐ優先事項だと確信している。目の前にあるものを理解し、決して当たり前だとは思わないようにしているんだ」
「フットボールは自分にとってとても大きな存在だから、散髪なんてどうでもいい。あとは自分がどのチームに行くのかを知りたいだけだし、しっかり準備を整えたい」
ベインJr.はNFLネットワークのドラフトアナリストであるダニエル・ジェレマイアによる最新のトップ50ドラフトランキングで7位に位置づけられている。
【RA】



































