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“基盤となる存在”のWRスミス・インジグバと記録的な契約を結んだシーホークス

2026年03月27日(金) 08:54

シアトル・シーホークスのジャクソン・スミス・インジグバ【AP Photo/Kevin Ng】

シアトル・シーホークスは現地25日(水)にスターワイドレシーバー(WR)ジャクソン・スミス・インジグバの大型契約延長を発表し、チームの要であるからこそ巨額の報酬を支払う決断を下したことを強調した。

水曜日に臨んだ記者会見で、ヘッドコーチ(HC)マイク・マクドナルドとジェネラルマネジャー(GM)ジョン・シュナイダーの2人が繰り返したキーワードは“基盤となる存在”だった。つまり、スミス・インジグバこそが、チームが重視し、今後も維持していきたいと考えているあらゆるものの基盤だということだ。

チーム公式サイトによると、マクドナルドHCは「ジャックスが私たちにとってどんな存在か、そしてこのフットボールチームや組織にとって基盤となる人材であることをよく表している素晴らしいことのひとつは、ここが満員になっていることだ。これは本当に素晴らしい。今日はシアトル・シーホークス組織のほぼ全員がジャックスを支持するために集まった。私たちがどれほど興奮しているかを強調しておきたい」と述べたという。

「彼はここにいてくれるし、チームの基盤となる存在だ。チームの礎石だ。ここに来てからの2年間、彼の成長を目の当たりにしてきた。可能性は無限大であり、これは始まりに過ぎない。これは私たちのフットボールチームの新たなバージョンであり、ジャックスはその中で間違いなく大きな存在になるし、私たちが目指す方向や導きたい方向において重要な役割を担うことになるだろう。キャリアはまだ序盤だが、彼はすでにチームのリーダーであり、今後も長くその役割を果たしていくだろう。だから、本当に楽しみにしている」

シーホークスは4年1億6,860万ドル(約269億2,154万円)の契約延長にサインし、昨季にレシーブヤードでNFLトップに立ったスミス・インジグバを今後6シーズンにわたってチームにとどめることになった。年平均4,215万ドル(約67億3,039万円)というのは巨額だが、上昇し続けるWR市場を見越して先手を打ったシーホークスの判断は賢明だと言えよう。チームがこれほどの大金を投じることができたのは、スミス・インジグバがどのような選手であり、人間であるかを熟知しているからだ。

シュナイダーGMは「今日はシーホークスの組織にとって、そしてもちろんジャックスにとっても、本当にエキサイティングな日だ」と語っている。

「オーナーにこうした投資を打診する際には、どんな人間なのかを十分に理解しておく必要がある。ジャクソンという人間を、私は心から誇りに思っている。ご両親は素晴らしい育て方をしたのだろう。若くしてチームの基盤となる存在であり、オフェンス部門年間最優秀選手でもある。チームの全員がものすごくワクワクしている。ジャックス、私たちはみんな最初からずっと君の味方だ。これから先もきっと素晴らしい活躍を見せてくれると信じている。君は素晴らしいチームメイトであり、素晴らしい人間だ。シアトルの街も彼が今後も長きにわたってここにいることに興奮しているだろう。最後に、ジョディ(アレン会長)のサポートと、チャック・アーノルド(社長)、ジョーイ・レイン(フットボール運営部門副社長)が(代理人の)ジョエル・シーガルと長時間にわたって電話で交渉してくれたことに感謝したい」

スミス・インジグバは昨季にレシーブ119回でNFL最多の1,793ヤードを獲得したほか、レシーブ平均ヤード(15.1ヤード)でキャリアハイを更新し、10回のタッチダウンを決めた。あらゆるディフェンスに対して安定的にフリーになる能力や確実なキャッチ力を備えるスミス・インジグバが頼れるターゲットとしての役割を担うことで、シーホークスのオフェンスはうまく機能している。

スミス・インジグバは昨シーズンにシーホークスのスーパーボウル制覇に大きく貢献した。しかし、巨額の契約と1つのロンバルディトロフィーだけで満足するような選手ではない。むしろ、昨季の成功によってさらにモチベーションを高めているスミス・インジグバは、ニヤリと笑みを浮かべながら次のようにコメントした。

「スーパーボウルを1回制覇することより素晴らしいのは、2回制覇することだけだ。だから、それを達成するために取り組んでいるし、チームに何を求められようと、必ずやり遂げるつもりだ」

【RA】