TEキトルのシーズン第1週復帰に前向きな49ersリンチGM
2026年03月30日(月) 11:51
サンフランシスコ・49ersがフィラデルフィア・イーグルスを下したワイルドカード戦で、アキレス腱断裂の重傷を負った当初の状況と比較して、タイトエンド(TE)ジョージ・キトルが2026年シーズンをフルに戦える見通しは明るくなっている。
『ESPN』のニック・ワゴナーによると、ジェネラルマネジャー(GM)ジョン・リンチは現地29日(日)、キトルの回復は順調に進んでおり、チームはシーズン第1週に間に合うことに「期待している」と記者団に語った。
このような早期復帰が実現すれば、キトルは負傷からおよそ8カ月で実戦に戻ることになり、9月10日(木)にオーストラリアで開催されるロサンゼルス・ラムズ戦に出場する可能性がある。
33歳で迎えるシーズンにこれほど早く復帰してどれだけのパフォーマンスを見せられるかは未知数だが、もしこの目標を達成するか、あるいはそれに近い形で復帰できれば、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区の覇権を奪還しようとする49ersにとって大きな後押しとなる。
キトルは昨季、キャッチ57回を記録してチームのタイトエンドとワイドレシーバー(WR)の中でトップに立ち、628ヤード、タッチダウン7回をマーク。フリーエージェント(FA)で加わったWRマイク・エバンスと共に、クオーターバック(QB)ブロック・パーディーにとって、屈強な体格を武器にした強力なコンビとなるはずだ。
昨季、負傷者に泣かされた49ersとあって、リンチはキトル以外にも数多くの選手の復帰に向けた最新の状況を報告している。
共にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)からの復帰を目指しているディフェンシブエンド(DE)のニック・ボサとマイケル・ウィリアムズについて、トレーニングキャンプには何らかの形で間に合うとの見通しをリンチは記者団に語った。ただし、ウィリアムズはシーズン後半に負傷しているため、万全の状態に戻るまでにはさらに時間を要する可能性がある。
レフトタックル(LT)トレント・ウィリアムスについても復帰が不透明となっているが、こちらはケガではなく契約上の問題によるものだ。プロボウル選出12回を誇るベテランの2026年シーズンにおけるキャップナンバーは4,630万ドル(約74億568万円)に達しており、49ersに残留するためには両者が解決すべき大きな障壁となっている。しかしながら、リンチは契約改定の可能性について楽観的な見解を示した。
「われわれは一貫して良好なコミュニケーションを維持している」とリンチは言う。
「ここ1週間で対話はさらに活発化しており、何か良い結果が出る直前まで来ていると感じているが、まだ分からない。“あと一歩だ”というような断言はしたくない。過去にもそう感じながら難航したケースがあるからだ。ただ、意思疎通は取れているし、前向きに進んでいると思う」
現時点で確定していることは何もない。ケガ人の回復までの期間も、ウィリアムスとの契約問題に対する解決策も同様だ。それでも、4月を目前に控えた49ersにとって、あらゆる面でポジティブな材料がそろいつつあるようだ。
【R】



































