DEクロスビーの帰還はフリーエージェントの獲得のようだとレイダースHCクビアック
2026年03月30日(月) 13:30
クリント・クビアックのラスベガス・レイダースのヘッドコーチ(HC)としての最初の戦いは、チーム最高の守備選手を失い、それを取り戻すところから始まった。
パスラッシャーのマックス・クロスビーがトレードの撤回によってレイダースに戻ってきたことは、大きな話題になってきた。クロスビーはチームへのコミットメントを改めて表明しており、ジェネラルマネジャー(GM)のジョン・スパイテックはこの結果をなるべくしてなったものと見ている。
現地29日(日)に年次ミーティングの場でNFLシニアナショナルコラムニストであるジュディ・バティスタの取材を受けたクビアックHCは、すべてが順調だとの姿勢を再び強調し、クロスビーの帰還はフリーエージェントでビッグネームを獲得したかのような感覚だったと語った。
「マックスにはほとんど毎日会っている。彼は毎日チーム施設に来ていて、多くのコーチより先にいるくらいだ。本当に印象的な選手。彼にとって、最高の選手でいることがとても重要なんだ。そのことは、チームに来るときの様子だけで分かる。ジョン(スパイテック)も言っていたと思うが、彼がここを離れたことなんてなかったかのようだ。彼がボルティモアから戻ってきたときは、フリーエージェントで新たな大物を捕まえたかのような気分だった。彼がわれわれの守備陣を率いることに、本当に興奮している」
ヘッドコーチとしての初年度に臨もうとしているクビアックHCはさらに、オフシーズンに半月板の治療のために手術を受けたクロスビーの復帰のタイムラインには懸念がないとしている。この手術が、ボルティモア・レイブンズが健康上の理由からトレードにためらいを見せた一因だった可能性がある。
「トレーニングキャンプのどこかで、彼が戻って来るのは分かっている。これについて、これ以上は深堀りしない。トレーニングキャンプでは、彼には準備が整っているだろう。彼の取り組み方を見ていれば、もっと早く準備ができていても驚かない」とクビアックHCはコメントした。
それがいつになるかはともあれ、フィールドに復帰したクロスビーを取り囲むのは、新しいレイダースになるだろう。
レイダースは4月に実施されるドラフトの全体1位指名権を有している。このドラフト指名権が、23年でプレーオフ進出がわずか2回、また、過去3人のヘッドコーチの下で、いずれもポストシーズンに駒を進めていないというチームを大きく変えるものになるかもしれない。
さらに、レイダースはクロスビーとの契約が外れるとの考えの元、フリーエージェンシーに資金を注ぎ込んできた。『Over the Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によれば、それは全チームで2番目に高い金額だったという。
レイダースは元ボルティモア・レイブンズのセンター(C)タイラー・リンダーバウムと契約し、ラインの中心を強化。オフボールラインバッカーのネコビ・ディーンやクエイ・ウォーカーとも契約を交わしている。パスキャッチにおける武器になるワイドレシーバー(WR)ジェイレン・ネイラーも迎え入れ、トレードではバッファロー・ビルズのコーナーバック(CB)タロン・ジョンソンを獲得した。
クビアックHCは「リンダーバウムやジェイレン・ネイラー、ネコビ・ディーン、クエイ・ウォーカーをはじめとする、うちに迎え入れた選手たちの人柄から見ても、われわれは良くなっていると思う」と話し、こう続けている。
「彼らはリーダーで、成熟しており、経験を積んでいる。素晴らしい選手たちだ。まずは若手たちがついていきたいと思えるような優れた人をそろえるところから始まるんだ」
新時代のレイダースに、クロスビー以上についていく価値のある選手はいない。ラスベガスで初めてのフリーエージェント補強に挑んだクビアックHCの、仕上げとも言える存在がクロスビーだ。
【A】



































