ニュース

ジャガーズが2027年にキャンピング・ワールド・スタジアムを仮本拠地とすることをオーナーが満場一致で承認

2026年04月01日(水) 10:41

【NFL】

ジャクソンビル・ジャガーズがディズニー・ワールドへ行くことになった!

NFLのオーナーたちが現地3月31日(火)、数年前から準備が進められ、数カ月前には実質的に決着がついていた提案を正式に承認したことを受け、ジャガーズは2027年のホームゲームの大半をオーランドで実施することになった。

アリゾナで行われた年次リーグミーティングにおいて、オーナーたちは14億ドル(約2,223億0,110万円)規模のスタジアム改修の最終段階に合わせ、ジャガーズが来季のホームゲーム開催地を一時的に変更することを満場一致で承認した。

ジャガーズは2023年に“未来のスタジアム”計画を発表した際、代替となるスタジアム探しを始め、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイやゲインズビルにあるフロリダ・フィールド、オーランドにあるキャンピング・ワールド・スタジアムでの試合開催を検討してきた。

キャンピング・ワールド・スタジアムは当初から最有力候補だった。そして、今年初めにオーランドの指導者たちがジャガーズの誘致を後押しするために1,000万ドル(約15億8,787万円)のスポーツ奨励パッケージを承認したことで、それは疑いようのない選択となった。この老朽化したスタジアムでも4億ドル(約635億1,460万円)規模の改修工事が進められており、このプロジェクトによって施設は近代化され、NFLに適したインフラが整備される見込みだ。

ジャガーズのジェネラルマネジャー(GM)ジェームズ・グラッドストーンは「私はこれを素晴らしい機会だと捉えている。通常であればなかなか踏み込めない州内の地域に進出するチャンスを得られた」と述べている。

ジャガーズは2027年にプレシーズンを含めて10試合のホームゲームを行う予定だが、そのすべてをオーランドで実施するわけではない。ジャガーズはそのシーズンに最大で3試合のホームゲームをロンドンで行う可能性がある。

したがってオーランドでは、タンパベイ・バッカニアーズやマイアミ・ドルフィンズとの州内対決を含め、7試合から8試合のNFLゲームが実施される可能性が高い。

今年2月、ジャガーズは今秋にロンドンでホームゲームを2試合連続で実施する計画を発表した。エバーバンク・スタジアムでは現在工事が行われており、2026年シーズンの収容人数は4万2,507人に縮小される見込みだ。

タイミングは決して理想的とは言えない。ジャガーズはグラッドストーンGMとヘッドコーチ(HC)リアム・コーエンが指揮を執る体制の初年度に、13勝4敗でAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区を制したばかりだ。しかし、今後の2シーズンでは実質的にホームフィールドアドバンテージをあまり享受できない状態で戦わなければならない。

「それほど先のことについてコメントするのは難しい」と語ったコーエンHCは次のように続けた。

「そこには踏み込めない。私が言えるのは、あの場所に行ったことがあるということだけだ。ケンタッキー大学在籍時にコーチを務めていて、キャンピング・ワールドで指導していた」

「一般的なフットボールファンはディズニーに行くことが多いから、面白いことになると思うし、新しいファン層とつながる手段にもなると思う。乗り越えなければならない課題やストレス要因は、必ず出てくるだろう。だが全体的に見ると、私たちのブランドやジャクソンビル・ジャガーズのフットボールにとって致命的な打撃になるとは思わない」

オーランドにとっては、たとえ1年限りの受け入れであったとしても、ジャガーズの一時的な本拠地となることは市の能力をアピールする好機となるだろう。何しろ、オーランドはNFLチームを持たない米国最大のメディア市場であり、大規模イベントに対応できるインフラ(主要空港、ホテル、レストラン、ナイトライフ)を備えている。


記事提供:『The Associated Press(AP通信)』


【RA】