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理想のシナリオなら新人QBの第1週先発は望まないレイダースHCクビアック

2026年04月01日(水) 11:12

ラスベガス・レイダースのクリント・クビアックとインディアナ大学のフェルナンド・メンドーザ【NFL】

ヘッドコーチ(HC)クリント・クビアックの思惑通りにいけば、クオーターバック(QB)フェルナンド・メンドーサがラスベガス・レイダースで即座に先発することはない。

レイダースは来月のNFLドラフトにおいて、全体1位指名でハイズマントロフィー受賞者のメンドーサを獲得すると目されている。インディアナ大学を初の全米王者に導いたメンドーサは、全体1位指名の最有力候補としてその地位を不動のものにした。

「理想を言えば、彼には最初から先発してほしくはない」とクビアックは現地31日(火)に語っている。

「誰かを手本として学べる環境が望ましい。それが完ぺきな世界だ。ただ、常にその通りに運ぶとは限らない。初日からプレーせざるを得ない場合もあるし、彼らを戦える状態にするのがわれわれコーチ陣の仕事だ。成熟したベテランの姿を見ながら、彼らがどのように試合をコントロールするかを観察することは、若手選手にとって有益だと考えている」

ジーノ・スミスをトレードで放出し、ケニー・ピケットがカロライナ・パンサーズと契約したため、現在レイダースに所属するクオーターバックはエイダン・オコンネルのみとなった。カーク・カズンズやジミー・ガロポロ、ラッセル・ウィルソンといった面々が未契約のベテラン勢として残っている。

スーパーボウルを制覇したシアトル・シーホークスの攻撃コーディネーター(OC)を務めていたクビアックは、ピート・キャロルの後任としてヘッドコーチに就任。2002年シーズンのAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ以降、ポストシーズンでの白星から遠ざかっているチームの再建を託されている。

すべては、フランチャイズQBを手に入れることから始まる。

「彼は全米王者であり、勝者だ。素早く、そして知的だ」とクビアックはメンドーサについて評している。

守備陣では、ボルティモア・レイブンズへのトレードがケガに対する懸念により無効となったため、5回のプロボウル選出を誇るディフェンシブエンド(DE)マックス・クロスビーがレイダースに留まっている。

ジェネラルマネジャー(GM)ジョン・スパイテックから破談の報を受けた際、思わず笑みがこぼれたとクビアックは言う。

「マックスが戻ってきた。冗談だろう? 最高だ。われわれのチームはさらに強くなった」とクビアックは話している。

翌日、クロスビーは膝のリハビリのためにチーム施設に戻っており、クビアックもしばしばその姿を目にしている。

「マックスがチームに戻ってきてくれてうれしい。彼はわれわれのディフェンスにおける最高のプレーヤーだ。彼はチームのリーダーであり、彼と共に多くの勝利をつかみ取ることを期待している」とクビアックは語る。

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