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QBバロウのトレード説を否定するベンガルズOTブラウン、「勝てばすべて解決する」

2026年04月15日(水) 10:29

シンシナティ・ベンガルズのオーランド・ブラウン【AP Photo/David Dermer】

シンシナティ・ベンガルズはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームに2年連続で進出した後、3年連続でプレーオフ進出を逃している。NFLでは、不振が3年続くと、まるで永遠のように感じられるものだ。

そうした状況の中、今オフシーズンには――真偽はともかくとして――スタークオーターバック(QB)ジョー・バロウがベンガルズに不満を抱いており、オハイオから離れるためにトレードを望んでいるとのうわさが飛び交っている。

現地13日(月)、『FanDuel TV(ファンデュエルTV)』の『Up & Adams Show(アップ&アダムス・ショー)』に出演したベンガルズのレフトタックル(LT)オーランド・ブラウンは、バロウが退団を望んでいるとのうわさを否定した。

ブラウンはホストのケイ・アダムスに「結局のところ、どこにいようと、勝てばすべて解決する」と語っている。

「この3年間、プレーオフに出られていないから当然、そういううわさは立つだろう。それもビジネスの一環だし、PRしたり、お金や注目を集めたりする手段でもある。真実かどうかについては、俺は真実じゃないと思っている」

「結局のところ、ジョーはこの街のために全力を尽くしているし、ベンガルズの一員であることを心から楽しんでいる。彼は自分の仕事を愛しているんだ。さっきも言ったように、結局は勝つことがすべてだ。プレーオフに進出し、2月の試合に出場できる状態になれば、そういう類の話は自然となくなっていくと思う」

バロウは2025年シーズンに負傷の影響で9試合を欠場しており、フラストレーションを抱くのは当然だと言える。ベンガルズはスターQBのバロウが率いる攻撃陣にチャンスを与えられるような補完的な守備陣を用意できていない。また、昨季はバックアップQBの状況も問題となり、バロウが先発しなかった試合の成績は1勝8敗にとどまった。

結果が出ないことに苛立ちを感じることと、チームを去りたいと望むことはまったく別の話だ。ブラウンは、バロウとはこの件について話していないとしつつも、注目度の高いNFL選手である以上、こうしたうわさはつきものだと語った。

「正直なところ、それについて彼と話してはいない」と明かしたブラウンは「俺からしたら、それもビジネスの一部だという認識だ。今のNFLだけじゃなく、歴史を通じてこのスポーツはメディアがけん引してきたものだと思う。それがフットボールをフットボールたらしめているし、アメリカンフットボールがこれほど人気になった理由でもある。そういうストーリーはいつだって面白いが、ほとんどの場合はデタラメだ」と続けている。

仮にバロウが退団を望んだとしても、ベンガルズやオーナーのマイク・ブラウンがそうした要求を受け入れた前例はない。バロウはかつてのカーソン・パーマーのように、自分の望みがかなうまで出場を拒否したいと思うのだろうか? それはベンガルズにトレードを迫る唯一の方法のように感じられる。バロウ自身が退団を希望して火種を作らない限り、今回の憶測は常に話題を必要としてうわさを広める人々が生み出したものとして、安心して一蹴してよさそうだ。

【RA】